引き続き外出自粛協力を 知事、緊急事態宣言延長で呼び掛け 三重

【記者会見で、感染症対策への協力を呼び掛ける鈴木知事=三重県庁で】

政府が新型コロナウイルスの感染拡大に伴う三重県内への緊急事態宣言を30日まで延長することを受け、鈴木英敬知事は9日の記者会意見で、引き続き外出自粛要請などの要請に協力するよう県民に呼び掛けた。

鈴木知事は会見で、政府の指標で最も深刻な「ステージ4」に達している県内の病床使用率について「このままの状況が続けば、救える命が救えないという状況にもなりかねない」と危機感を示した。

酒類とカラオケを提供する県全域の飲食店には引き続き休業を要請し、提供を停止する場合でも営業時間を午後8時までとするよう要請。「要請に応じていない店舗は利用しないでほしい」と呼び掛けた。

また、職場や社員寮でクラスター(感染者集団)が相次いで発生していることを踏まえ、事業者に「食堂や風呂、炊事場など共有スペースでの感染防止対策を徹底してもらいたい」と呼び掛けた。

また、重症化を防ぐ効果が期待される「抗体カクテル療法」の運用を、四日市市内の宿泊療養施設で9日に開始したことを明らかにした。薬剤を投与するための部屋を施設内に確保し、資機材を配備した。

このほか、県教委は就職や進学で対面指導が必要な場合を除き、全ての県立学校を30日まで在宅学習とする方針。部活動は原則中止とし、月内に予定していた修学旅行や体育祭などの学校行事は延期する。