鳥羽水族館 1歳のセイウチ「テン」死ぬ 三重

【1歳2カ月で死んだセイウチのテン(鳥羽水族館提供)】

【鳥羽】鳥羽水族館(三重県鳥羽市鳥羽三丁目)は7日、昨年6月に生まれたばかりのオスのセイウチ「テン」(1歳2カ月)が6日夕に死んだと発表した。詳しい死因は調査中としている。同館での飼育個体は三頭となった。

同館によると、6日午後6時ごろ、担当する飼育係がエサを運んだ際、清掃用に水を抜いていた水槽の底に動かなくなっているテンを発見した。約2週間前からエサを食べる量が減り、前日夜も泳がずに水中でじっとしている状態が続いていたことから経過を注視していたという。直前に計測した体長は146・6センチ、体重129・3キロ。

テンは昨年6月20日にオスのポウ(推定16歳)とメスの「クウ」(同)との間に生まれた。同館で生まれた生育事例としては過去最長で来場者からの人気も高く、将来的にはショー出演も期待されていた。

同館の飼育担当者は「幼獣の成長過程について重要な知見を与えてくれて感謝している。辛い気持ちもあるが、今後も飼育技術の向上に励み、次の繁殖につなげたい」としている。