新型コロナ 県内120人感染、2人死亡 四日市の福祉施設でクラスター 三重

三重県は7日、10歳未満―70代までの男女120人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。四日市市内の福祉施設でクラスター(感染者集団)が発生。県内の感染者は延べ1万3653人となった。

県は新型コロナウイルス感染症で県内の医療機関に入院していた40代の男性と60代の男性が6日に死亡したと発表。2人とも変異株への感染が確認されていた。県内感染者の死者は140人となった。

また、これまでに利用者や職員ら11人の感染が判明していた四日市市内の福祉施設について、県は109例目のクラスターと認定した。11人のほかに検査を受けた入所者や職員ら30人は陰性だった。

地域連携部と子ども・福祉部の職員ら2人の感染が判明していた県庁の2階では、新たに地域連携部とデジタル社会推進局で勤務する職員2人の感染が判明。同僚ら8人が接触者として検査を受けている。

県庁2階には、鈴木英敬知事の辞職に伴う知事選の事務を担当する県選管事務局も入る。県は12日の開票速報に携わる約40人の職員を対象に急きょ民間での検査を開始し、近く検査結果が判明する見通し。

鈴木知事は7日のぶら下がり会見で、12日に期限を迎える緊急事態宣言の対応について「感染者は減少傾向にあるが、医療体制は極めて厳しい。解除できる水準ではない」との認識を示した。

7日の病床使用率は前日比0・5ポイント減の68・7%。重症者用病床の使用率は3・7ポイント増の59・3%。自宅療養者を含む入院調整中の感染者は2700人で、前日より673人減少した。

県によると、新たに判明した感染者は、鈴鹿で27人、津で23人、四日市で22人、松阪で11人、いなべ、桑名、名張で7人ずつ、菰野、川越、伊勢で3人ずつ、亀山、東員、朝日で2人ずつ、伊賀で1人。58人の感染経路が分かっていない。