鈴鹿市の小中学校 オンライン授業始まる コロナ緊急事態宣言で 三重

【オンラインで授業をする谷口教諭と自宅で授業を受ける児童ら=鈴鹿市高塚町の市立加佐登小学校で】

【鈴鹿】新型コロナウイルス感染症対策による県の緊急事態宣言に発出に伴い、三重県の鈴鹿市は6日、市内公立小中学校計40校でオンライン授業を始めた。子どもたちが端末を各家庭に持ち帰り、自宅で授業を受けるのは初めて。10日まで、午前中のみ。

市では令和2年度から1人1台端末での学習に取り組んでおり、同市教委によると、全校から特に大きな問題の報告はなかったという。

同市高塚町の市立加佐登小学校(山田晋司校長、281人)では、クラス単位を基本に授業を実施。

同校ではICT担当の谷口哲也教諭(45)が中心となり、家庭でのオンライン授業を想定した保護者への事前説明会や、教室と運動場でのオンライン授業など、1学期から準備を進めてきた。

谷口教諭が担任の5年松組では初日のこの日、22人が算数、体育、国語の授業を受けた。子どもたちは緊張した様子もなく、のびのびとした表情で各家庭から授業に参加し、運動会のダンスの練習や国語の音読などをした。

谷口教諭は「マスクなしで授業を受けることができたり、自宅で思いっきり声を出して音読できたり、オンラインならではの楽しみ方もある。制限の多い中でも学びの機会と捉え、できることを探して乗り越えていきたい」と話していた。

山田校長は「1学期から準備をしてきたので、児童も先生も不安は少なかったように思う」と話していた。