新型コロナ 県内新たに109人感染 伊賀の会社でクラスター 三重

三重県は6日、10歳未満―70代までの男女109人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。伊賀市内の会社でクラスター(感染者集団)が発生。県内の感染者は延べ1万3523人となった。

このうち10代―30代までの男女21人は、伊賀市内にある製造業の会社で勤務していた。この会社で判明した感染者は33人となり、県は6日、県内108例目のクラスターと認定した。

感染者らは社員寮や送迎バスのほか、食堂や休憩所といった共有スペースでの接触が確認されているという。県は社内や寮内で感染が広がったとみて、同僚ら約150人への検査を進めている。

県庁2階の地域連携部でも職員1人の感染が判明。同じ2階の子ども・福祉部でも職員1人が抗原検査で陽性となり、PCR検査を受けている。県は緊急の用件を除いて来庁しないよう県民に呼び掛ける。

6日現在の病床使用率は前日比2・2ポイント増の69・2%で、2日連続で過去最高を更新。重症者用病床の使用率は1・9ポイント増の55・6%。自宅療養を含む入院調整中の感染者は11人増の3373人に上る。

鈴木英敬知事はぶら下がり会見で「新規感染者数としては間違いなく減少している」としつつ「109という人数はまだまだ多く、感染状況は厳しい。引き続き感染防止対策を徹底してもらいたい」と述べた。

県によると、6日発表の感染者は、四日市で23人、名張で22人、鈴鹿で15人、津で9人、桑名で7人、伊賀で6人、伊勢で5人、東員、亀山で4人ずつ、松阪、明和で3人ずつ、川越、度会、県外で2人ずつ、菰野、紀北で1人ずつ。39人の感染経路が分かっていない。