前川は決勝に進めず 東京パラ・陸上女子100メートル「楽しめた、感謝」 三重県勢

東京パラリンピックは大会12日目の4日、東京・国立競技場で陸上女子100メートル(T63)があり、津市出身の前川楓(23)=新日本住設=が16秒57で予選2組4着となり、8人が出場できる決勝に進めなかった。前川は悔しさをにじませながらも「人生で一番100メートルを楽しめた。すごくすがすがしい気持ち」と振り返った。

100メートルを懸命に駆け抜けたが及ばず、前川は「ミスというミスはなくてスタートもいい感じで出られた。リズムも良かったが力みが失速につながってしまった。15秒台を出したいと思っていたので、届かなくて悔しい」と肩を落とした。それでも「記憶がないくらい夢中で走ることができたのは良かった」と語った。

「愛している」という地元への思いも語り「横断幕を作ってくれたり、市役所や県庁などにたくさんの応援メッセージをくれたりして感謝でいっぱい」。「これからも三重県でパラスポーツがもっともっと普及していけるように頑張りたい」と笑顔で話した。