視点変えて地域活性化 「三重の観光・移住」テーマに討論 オンラインでフォーラム

【地域活性化について話す(左から)島田さん、鈴木知事、浅田さん、尾崎さん=津市のグリーンパーク津で】

地域活性化について考える「Rethinkフォーラム」(伊勢新聞社主催、RethinkPROJECT協賛)が3日、オンラインで開かれた。「三重の観光・移住」をテーマにした鈴木英敬知事ら出演のパネル討論や講演を通じて、地域課題について考えた。

「Rethink」の直訳は考え直す。「視点を変えれば、世の中は変わる」をキーワードに、県内で初めて同フォーラムを開催した。

パネル討論は、鈴木知事や手相芸人の島田秀平さん、写真家の浅田政志さん、伊勢志摩アンバサダーでモデルの尾崎ななみさんが登壇。若者の県外流出など地域課題の解決策について意見を交わした。

鈴木知事は、県が進めるワーケーションについて「企業にとっては新たな発想を得られてリフレッシュでき、地域にとっては交流人口が増える良さがある。推進するため、環境整備や人材育成に取り組んでいる」と説明した。

島田さんは「身近すぎて地元の人は気付かない魅力があると思う。外の人に魅力を発信してもらうこともよいのではないか」と提案。

今年、東京から地元である県に拠点を移したという浅田さんは「若い頃は都会への憧れも強く外に出たが、30代後半に入り故郷への思いが強くなり戻ってきた。三重の観光地やよいところを写真を通じて発信し、移住に貢献できるようがんばっていきたい」と話した。

首都圏に住む県出身の若者とも交流があるという尾崎さんは「自分の力を発揮して県外にいながら地元と関わりを持ちたいという人は多い。行政側からそのような若者を受け入れる体制をつくれるといいのではないか」と提案した。

パネル討論に先立ち、島田さんが手相の魅力を講演。島田さんは「手相を覚えると、客観的に自分のことが知れる、コミュニケーションツールに使えるほか、縁起のよい手相を伝えることで相手を励ますことができる」と話した。

同フォーラムは、先月からの急激な新型コロナウイルス感染症拡大により、会場来場を取りやめ、オンラインのみで開催した。