「教育振興に」500万円寄付 南伊勢町へ元中学教員の山川さん 三重

【小山町長(右)に目録を手渡した山川さん=南伊勢町役場南勢庁舎で】

【度会郡】三重県伊勢市楠部町の元中学校教員、山川晃史さん(62)が3日、南伊勢町役場南勢庁舎を訪れ、「教員時代にお世話になり、育ててもらった南伊勢町の教育振興に使ってもらいたい」と500万円を寄付した。

山川さんは南伊勢町内の中学校3校で計11年間、国語の授業を担当。教員生活の3分の1を同町で過ごし、最後は南勢中学校で退職を迎えたという。現在は「授業づくりネットワーク」の理事を務める傍ら、伊勢市や度会郡の研修会で講師として活躍している。

今回は山川さんから申し出があり、寄付が実現。片山嘉人教育長によると、小中学生にパソコンやタブレット端末を1人1台配備し、情報通信技術(ICT)教育の充実を図る国の「GIGAスクール構想」に基づき、教員らが指導時に使うタブレット端末や教材などのほか、教員や子どもらがもっと学べる環境づくりに活用する予定という。

小山巧町長は寄付の目録を受け取り、「本当にありがたいこと。先生や子どものためが町のためにつながるので、教育振興にしっかり使わせてもらいたい」と話し、山川さんに感謝状を手渡した。