尾鷲市 ヤフー寄付で森林整備 6億9000万円補正 三重

【定例会見に臨む加藤市長=尾鷲市役所で】

【尾鷲】三重県尾鷲市の加藤千速市長は3日の定例記者会見で、ヤフージャパンの「地域カーボンニュートラル促進プロジェクト」に採択された市の「みんなの森プロジェクト」事業費2583万円を含む6億9006万6千円を追加する、令和3年度一般会計補正予算案を発表した。補正後の一般会計総額は105億2300万7千円。9日開会の市議会第3回定例会に議案を上程する。

ヤフージャパンの同プロジェクトは、企業版ふるさと納税の制度を活用し、カーボンニュートラル(二酸化炭素の排出量と吸収量を同じにすること)に向けて取り組む地方公共団体を支援する。今年4月から寄付先となる団体を公募し、8月に同市含め8団体が第一弾の寄付先に選ばれた。

尾鷲市の事業計画に基づき、今回同市には2560万円の寄付金が入る。市は事業費2583万円で、二酸化炭素吸収量が減少した樹齢の高い木の更新(伐採・植え替え)や、それにより発生した伐採木の木材利用を図る。

加藤市長は「ヤフーによる同事業は、森林を生かした『脱炭素化』の施策として非常に面白い発想。林業活性化と森林保全にどう対応するか、事業計画を煮詰めている」と話した。