新型コロナ 臨時応急処置施設を設置 県内宿泊施設に 症状悪化の患者受け入れ 三重

鈴木英敬三重県知事は3日の定例記者会見で、症状が悪化した自宅療養中の新型コロナウイルス感染者などを一時的に受け入れる「臨時応急処置施設」を、県内の宿泊療養施設に設置したと発表した。

県によると、症状が悪化した自宅療養や宿泊療養の感染者を、救急搬送先の要請に基づいて受け入れる。病床逼迫(ひっぱく)を受けて先月29日から医療機関に設けていたが、今月2日付で宿泊療養施設に移設した。

最大で6人の受け入れが可能。医師や看護師ら5人が常駐し、酸素投与や点滴などの処置に当たる。原則として「患者一人につき一晩」の臨時的な対応とし、症状が軽快しなければ医療機関に搬送する。

鈴木知事は会見で、今回の施設について「医療の負荷がピークとなる中で、9月中下旬ごろまでの暫定的な措置」と説明。中長期的に対応できる施設を設置する方向で準備を進めていることを明らかにした。

また、鈴木知事は感染症法に基づく病床確保の協力要請により、5病院から計37床を増やすとの回答があったと説明。感染者を受け入れていない病院からも協力の申し出が上がったことも明らかにした。