知事選 期日前投票が好調 前回の4倍、コロナ「密」避け 三重

【知事選の期日前投票をする有権者=津市役所で】

鈴木英敬三重県知事の辞職に伴う知事選(12日投開票)の期日前投票が好調だ。開始から1週間の投票者数は前回知事選の約4倍。県選管は「有権者の新型コロナウイルス対策」が奏功したとみている。

県選管によると、2日までに投票をした有権者は2万6984人で、前回知事選の同じ期間と比較して2万495人の増加。知事選で期日前投票を導入した平成19年以降、過去最高のペースという。

「正直に言うと、コロナ禍ということもあって出だしは鈍いと思っていた」と県選管の担当者。有権者が感染防止対策として「密」を避けるため、事前に投票をしていることが増加の理由とみている。

一方、県選管は緊急事態宣言に伴う外出自粛要請が影響し、最終的な投票率は「低調となる可能性もある」と懸念する。知事選の投票率は過去2回連続で低下し、平成31年の前回知事選は45・7%だった。

県選管は3日から、本格的な選挙啓発を開始。各種メディアでの広告掲載やポスターの掲示などを進めている。「投票日の密を避けるため、期日前投票を積極的に活用してもらいたい」と呼び掛けている。