パラ選手、修理で支援 義肢装具製造「オットーボック」 車いすや義足1600件対応

【オットーボック社が製造した部品を使った義足などが展示された=東京ビッグサイトで】

東京パラリンピックでは、義肢装具製造メーカー「オットーボック」(本社・ドイツ)が、「機械の問題で競技を諦める人が出ないようにしたい」との思いから、競技やメーカーを問わず各国の選手が使う車いすや義足などの修理に無償で対応し、選手たちを支えている。

同社は、1988年のソウル大会から修理サービスを続けている。今大会は選手村にメインの「修理サービスセンター」を開設。センター内に車いすタイヤ600個や義足足部250個などの修理用部品、計18トンの修理サービス用機械を運び込み、23カ国から派遣された日本人14人を含む106人の技術者らが活動する。8月17日のセンター開設から9月1日現在で約1600件の修理に対応したという。

東京ビッグサイトで記者会見したオットーボック・ジャパンの車いすエンジニア中島浩貴さんは「さまざまな機械のトラブルを解決することで、選手たちが最高のパフォーマンスを発揮できることを使命と誇りに思う」と話した。