伊賀の地域政党 県に臨時医療施設求める 病床逼迫受け 三重

【服部副知事(右)に臨時医療施設の設置を求める稲森県議(左)ら=三重県庁で】

新型コロナウイルス感染症の急拡大による病床逼迫を受け、三重県議や伊賀市議でつくる地域政党「草の根運動いが」(3人)は31日、臨時的な医療施設の早急な設置などを求める要望書を県に提出した。

要望書は感染者の対応について、入院と宿泊療養を原則とするよう要請。臨時的な医療施設を確保する手段として、中止が決まった三重とこわか国体で使用する予定だった施設の活用を提案した。

このほか「厳しい実態を県民と共有できる信頼される情報提供」として、県が公表していない即応病床数などを示すよう要請。学校などの教育施設を対象とした社会的検査の実施も求めた。

この日、稲森稔尚県議らが県庁で服部浩副知事に要望書を手渡した。稲森議員は自宅療養中の死亡事例が相次いでいることについて「十分に検証し、再発防止に万全を期してほしい」と述べた。

服部副知事は「関係団体の協力を得ながら、さまざまなことを並行して検討している状況」と説明。「少し遅い感じに受け止められるかもしれないが、スピード感を持って対応する」と語った。