3候補、支持拡大に向け走る 三重県知事選、告示後初の日曜

【上から街頭演説をする一見候補、沿道で手を振る岡野候補、選挙ポスターを貼る石川候補=合成写真】

鈴木英敬知事の辞職に伴う知事選は29日、告示後初の日曜を迎えた。元国交省官僚の一見勝之氏(58)=自民、公明、立憲民主、国民民主推薦=、元県議の岡野恵美氏(69)=共産推薦=、建設会社社長の石川剛氏(47)=届け出順=は支持拡大に向け、街頭演説やポスター貼りなどにいそしんだ。

■一見陣営「国での実績アピール」
一見候補は津、松阪両市と明和町の計五カ所で街頭演説に臨んだ。「ふるさとの三重に帰ってきました」とアピールし、国交省や海上保安庁での実績を強調。午後は尾鷲市や御浜町などの南部で遊説した。

松阪市内での街頭演説には、同級生の竹上真人松阪市長も応援に駆け付けた。一見候補を「実直で誠実」と評価。「しっかりとした危機管理ができる一見が、これからの知事に最もふさわしい」と訴えた。

■岡野陣営「コロナ対策充実訴え」
岡野候補はショッピングセンター近くの沿道など、津市の八カ所で街頭演説。「いつでも誰でも何回でもPCR検査ができるようにしなければならない」などと、感染症対策の充実を中心に訴えた。

この日は保健師時代に市内の病院で同僚だった長谷川幸子津市議も同行。「岡野さんは医療や介護の現場でしっかり現実を見てきた。大きな支援の輪で県政に押し上げてほしい」と支持を呼び掛けた。

■石川陣営「ポスター貼りに専念」
石川候補は新型コロナウイルスの感染拡大防止などを目的として街頭演説は実施せず、自らポスター貼りに専念した。家族や知り合いらの協力も得ながら、約300カ所に選挙ポスターを掲示した。

この日は午前7時から伊勢市で活動を開始。ポスター貼りは高齢化が進む山間部などを優先したという。石川候補は「各地を巡り、改めて医療や雇用の地域間格差を実感した」と話していた。