新型コロナ県内343人感染 自宅療養者2人死亡、入院の1人も

三重県は29日、10歳未満―90代までの男女計343人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。新規感染者が400人を下回るのは5日ぶり。県内の感染者は延べ1万1964人となった。

また、県などは29日、新型コロナウイルスへの感染が判明し、自宅療養していた伊賀保健所管内の40代女性と四日市市の70代女性が死亡したと発表。県内で自宅療養者の死者は3人となった。

県によると、40代女性は重症ではなかったため、1週間自宅療養していた。伊賀保健所が最後に電話で健康観察した28日午後はせきや息苦しさがあったものの、発熱はなく、入院は不要と判断された。同日深夜に容体が急変し、家族が119番した。救急隊の到着時には死亡していた。

四日市市保健所によると、70代女性は感染が判明した当初は軽症だったため、自宅療養となっていた。28日午後に血中酸素濃度が低下し、家族が119番したが、救急搬送後に県内の医療機関で死亡した。

このほか、県は新型コロナウイルス感染症で県内の医療機関に入院していた40代男性が28日に死亡したことも発表。当初は自宅療養していたが、重症化し、27日に県内の医療機関に救急搬送された。県内感染者の死者は127人となった。

県によると、市町別の感染者は四日市で150人、鈴鹿で42人、津で35人、伊賀で29人、桑名で16人、松阪で15人、伊勢といなべで各9人、名張、鳥羽で各8人、亀山で6人、菰野で4人、尾鷲、東員、川越、紀北で各2人、朝日、多気、度会、南伊勢で各1人。169人の感染経路が分かっていない。

29日現在の病床使用率は前日から1・9ポイント増の66・4%。24日の65・1%を上回って、5日ぶりに過去最多を更新した。自宅療養者を含む入院調整中の感染者は143人増の4145人で、過去最多となった。