「津高生のイチ推し本」紹介 市内4書店、写真やコメントも掲示 三重

【「津高生徒のイチ推し本」コーナーを紹介する森岡店長=津市修成町の別所書店修成店で】

【津】三重県津市修成町の別所書店修成店など市内4書店が、店頭に「津高生徒のイチ推し本」として同校生のお薦め本を並べている。

同校では生徒が互いの薦める本を持ち寄り1人5分の持ち時間で書評した後参加者が最も読みたくなった「チャンプ本」を選ぶ「ビブリオバトル」を7月に実施。上位に選ばれた本を広く知ってもらおうと市内の書店に協力を呼び掛け、同社の修成▽イオン津▽津駅―の3店と奥山銘木店(大門)で展示が実現した。

修成店ではチャンプ本に選ばれた長編SF小説「三体」(劉慈欣著/大森望・光吉さくら・ワンチャイ訳)を、同作を紹介した2年生の林田智輝さん(17)の写真やコメントと共にコーナー展開。3シリーズ5巻を並べ「難しいと思って身構えるなかれ!読み進めると空前絶後のスケールなSFエンタメ」などと掲示している。

林田さんは同作の魅力を「1巻は文化大革命から始まるので難しいが読んでいくごとに面白さが増す」とし「『三体』を知らない人に広がってほしい。好きな本を広く伝えられるのはうれしい」と話す。

同店の森岡隆店長(49)は「地元の高校生の取り組みを応援したい。本屋に足を運ぶきっかけになれば」と期待した。展示は別所書店の3店舗が9月26日まで、奥山銘木店は同21日まで。