三重の児童数過去最少9万40人 県が「学校基本調査」速報

三重県は27日、県内の児童生徒数をまとめた「学校基本調査」の本年度の結果速報を発表した。小学校の児童数は前年度比1870人減の9万40人で過去最少を更新した。中学校の生徒数は前年度比95人増の4万7567人で、10年ぶりに増加したものの、過去2番目に少なかった。

昭和23年度から5月1日現在の数字を毎年調査している。園児、児童、生徒の総数は21万1360人で、前年度に比べて3439人減少。小学校の児童数は昭和58年度から39年連続で減少し、平成元年度以降は過去最少を更新している。中学校の生徒数は23年度以来、10年ぶりに増加に転じた。

ほかの内訳は、幼稚園1万2099人(前年度比775人減)▽幼保連携型認定こども園8213人(456人増)▽高校4万4229人(1600人減)▽特別支援学校1972人(37人増)▽義務教育学校263人(9人減)▽中等教育学校639人(148人増)。

県によると、結果速報は国の公表に合わせて発表。新型コロナウイルスの感染拡大で、卒業生の状況調査の集計が完了していないため、国は例年速報で公表していた進学率や就職者の割合を明らかにしていない。県は12月の確報で公表する方針。