三重県議会 コロナ対策補正予算案を可決 希望者に無料でPCR検査

【補正予算案を全会一致で可決した緊急会議=県議会議事堂で】

三重県議会は27日の緊急会議で、飲食店への営業時短要請に伴う協力金など、新型コロナウイルス感染症の対策費として約94億2200万円を追加する本年度一般会計予算案を全会一致で可決した。

補正予算のうち5億4千万円は、希望者に無料で新型コロナのPCR検査を実施する費用。無症状者を早期に把握することを目的とし、ショッピングセンターや駅前などで9月から検査キットを配布する。

採決に先立つ医療保健子ども福祉病院常任委(田中智也委員長、8人)では、希望者へのPCR検査について「無症状者を把握するよりも先にすべきことがある」などと、効果を疑問視する声が相次いだ。

県当局は「希望者には検査の趣旨を十分に理解してもらい、検体の回収にも努める」と説明。常任委は逼迫する保健所の検査体制を立て直すことを条件に、補正予算案を全会一致で「可決すべき」とした。