東京パラ フェンシングサーブル個人 県勢先陣、恩田が敗退 「次戦へ切り替え」 三重

開幕から一夜明けた東京パラリンピックは25日、三重県勢の先陣を切って、パラ初出場の鈴鹿市在住、恩田竜二(45)=三交不動産=が、千葉・幕張メッセであった車いすフェンシングのサーブル個人戦に出場した。予選プールAで5試合を戦って全敗し、準々決勝に進めず予選で敗退した。

車いすフェンシングは障害の程度で2つのクラスに分けられ、恩田は障害の重い「カテゴリーB」で出場。新型コロナウイルス感染拡大の影響で国内外の試合が中止され、約1年半ぶりの試合となった恩田は「体は動いていたし調子は良かったが、試合勘がなかなか取り戻せなかったことが、ちょっとした差になって負けてしまった」と振り返った。

「今の自分にできることは出し切れた」と話し、海外勢と対戦して「力の差が開いてしまっているという不安もあったが、思ったよりもやれた」と手応えも感じたという。スピードやパワーといった技術面などで収穫もあり「試合ができたことの喜びは大きく、次につながると思う」と語った。

恩田は28日にフルーレ個人戦、29日にフルーレ団体戦に出場する。次戦に向けて「試合をしたことで雰囲気も経験できた。一つでも多く勝ち、1ポイントでも多く取って気持ちを切り替えていきたい」と前を向いた。