伊勢市 神宮駐車場を閉鎖 コロナで対策 三重

【会見する鈴木市長=伊勢市役所で】

【伊勢】三重県伊勢市の鈴木健一市長は24日、定例会見し、新型コロナウイルス感染拡大に伴う県による緊急事態宣言発令の要請などを受け、市独自の非常事態緊急対策を発表。伊勢神宮内宮周辺の市営駐車場閉鎖や、小学校の分散登校などの措置を決定した。鈴木市長は「危機的な状況を食い止めるためにも理解と協力を」と理解を呼び掛けた。

市民の命と生活を守る措置として市独自の5つの対策を発表。このうち人流抑制対策として、内宮周辺の市営駐車場を27日から当面の間全面閉鎖する。外出の機会を減らすため、食料品等移動販売や宅配サービス、テークアウト業者の利用を促進するとした。

また子どもたちの感染拡大防止措置として、夏期休業開けから9月12日まで、小学1―3年の低学年は原則午前中登校とし、給食後に下校、4―6年の高学年と中学生は原則タブレット端末を利用した家庭でのオンライン学習に切り替える。期間中は部活動や運動会、校外学習等は停止し、放課後児童クラブは継続する。

保育所や幼稚園、子育て支援施設については感染防止対策の強化や補助制度の創設に加え、接触機会を減らすために幼稚園の登園自粛に協力を呼び掛ける。また臨時休業時の代替施設として閉園した保育所4カ所を整備する方針を示した。

ワクチン接種については10月中旬までに12歳以上の80%接種完了を目指すとし、妊婦や妊活中の女性を対象に優先接種の相談に応じるとした。

また自宅待機者の悩み事相談支援体制の拡充や濃厚接触者への支援に向けて、自宅待機者生活支援センターを新設。このほかスポーツ施設や図書館など市内公共施設の利用停止や制限を実施する方針を示した。

鈴木市長は「観光を生業としてきた中で参拝客や観光客に迷惑をかけることを深くお詫びしたい。コロナが落ち着くまでは今しばらくご辛抱を」と述べた。