自民党県連、知事に緊急提言 新型コロナ ワクチン妊婦優先など9項目 三重

【鈴木知事(右)に提言書を手渡す谷川政調会長(右から2人目)ら=三重県庁で】

自民党三重県連は24日、新型コロナウイルスの急拡大を受けて、9項目の緊急提言をまとめ、鈴木英敬知事に提出した。妊婦とその同居家族が優先的に新型コロナワクチンを接種できる環境整備を求めた。

提言書では「感染拡大とそれに伴う三重とこわか国体・とこわか大会の中止の申し入れ、陽性者の急増などにより、県民の命と暮らしを最優先に守り、不安を少しでも解消するために提言する」とした。

その上で、妊婦とその家族のワクチン接種や保健所の体制強化、自宅療養者らが酸素投与を受ける「酸素ステーション」の設置に向けた準備を提言。両大会の中止で影響を受ける選手や事業者へのケアも求めた。

谷川孝栄政調会長らが県庁を訪れ、鈴木知事に提言書を手渡した。千葉県柏市で自宅療養中の妊婦が早産し、男児が死亡した問題に触れ「安全安心の中で、出産や育児ができる環境をつくってほしい」と述べた。

鈴木知事は「妊婦と同居家族が優先的に接種を受けられるよう市町に働き掛ける」と説明。「国体の中止が決定した段階で、宿泊やバスを確保していた事業者に何らかの補償を考えなければならない」と述べた。