新型コロナ 新たに342人が感染 自宅療養中の男性死亡 三重

三重県は24日、未就学児から70代までの男女計342人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。ダンスグループでクラスター(感染者集団)が発生。県内の感染者は延べ9837人となった。

また、四日市市保健所は24日、新型コロナウイルスへの感染が判明して自宅療養中だった市内の50代自営業男性が死亡したと発表した。県内で自宅療養中の感染者が死亡するのは初めて。

市保健所によると、男性は14日にのどの痛みがあり、22日に医療機関を受診して検査を受けたところ陽性と判明した。当時は軽症だったことなどから、医師の判断で自宅療養となっていた。

24日朝、自宅で動かなくなっている男性を親族が見つけた。救急隊が駆け付けた際には心肺停止の状態だった。新型コロナウイルス感染症との関連は分かっていないが、容体が急変したとみられるという。

市保健所は22日夜に医療機関から感染判明の連絡を受け、24日に男性に電話で聞き取る予定だった。「本来なら23日に聞き取るべきだったが、対応が遅れていた」(市保健所)という。

市保健所は24日、感染者への聞き取りを実施する職員を、これまでの26人から36人に増やした。「医師会の協力を得るなどし、自宅療養の感染者に対するフォローアップに努めたい」としている。

また、県は新型コロナウイルス感染症で県内の医療機関に入院していた80代の女性が23日に死亡したと発表。入院後の検査で変異株への感染が確認されていた。県内感染者の死者は122人となった。

県は24日、20代までの男女14人の感染が判明していた県内のダンスグループを、県内102例目のクラスターと認定。このグループは今月中旬、県内のホールで開かれた発表会に参加していた。

この発表会に参加していた別のグループでも3人の感染者が判明しているが、県は「感染経路が異なる可能性もあり、関連性が把握できていない」として、クラスターの人数には計上していない。

24日現在の病床使用率は前日比5・9ポイント増の65・1%。1月11日の64・1%を上回って過去最多を更新した。自宅療養を含む入院調整中の感染者は256人増の2770人に上っている。