三重県知事選、あす告示 3人が立候補準備 来月12日投開票

鈴木英敬三重県知事の辞職に伴う知事選が26日、告示される。いずれも無所属の新人で、会社役員の石川剛氏(47)、元国交省官僚の一見勝之氏(58)=自民、公明、立憲民主など推薦=、元県議の岡野恵美氏(69)=共産推薦=(五十音順)による3つどもえの戦いとなる見通し。9月12日に投開票される。

石川氏は「子どもたちが誇れる魅力ある県にしなければならない」とし、インフラ整備を通じた企業誘致や食料の自給自足に向けた農業の振興を訴える。「政党や団体の支援は受けたくない」としている。

与野党の推薦を受ける一見氏は、目指すべき県の姿に「強じんな美し国三重」を掲げる。海上保安庁で勤務した経験を踏まえて防災の推進や危機管理の向上を訴えるほか、人口減への対応にも注力する方針。

岡野氏は、共産党などでつくる政治団体「県民本位のやさしい三重県政をつくる会」が擁立。「県政は国に追随し、その姿勢は社会保障の低さに表れている」とし、リニア中央新幹線の建設中止を主張する。

立候補の届け出は26日午前8時半―午後5時まで、津市北河路町の市産業・スポーツセンター「メッセウイング・みえ」で受け付ける。27日からは県内の99カ所で期日前投票が始まる。投票は一部地域を除き9月12日午前7時から、指定された投票所で。

また、県選管は投票所を訪問できない新型コロナウイルスの感染者に対し、郵送での投票を可能とする。8日まで各市町の選管で投票の申請を受け付ける。