四日市商議所の創業塾開講 三十三総研副社長が講義 三重

【オンラインで講義する伊藤副社長=四日市商工会議所で】

【四日市】三重県の四日市商工会議所は20日、同商議所を起点に「創業塾2021」を開講し、33人が受講した。10月8日までの全7回で、毎週金曜の19時―21時に開催。まん延防止等重点措置の適用期間中である第1―4回はオンライン開催、第5―7回は感染状況を鑑みて、対面とオンラインのハイブリット開催、オンライン開催のいずれかで実施する。

同塾はこれから創業しようとしている人や創業後間もない人が対象。受講者は10―80代の男性25人、女性8人で、平均年齢は44才。創業支援のプロから基礎知識やビジネスプラン作成などを学び、人脈形成にも励む。

この日は三十三総研副社長で三重大学学長アドバイザー・客員教授の伊藤公昭氏が「創業についての心構えと創業のビジョン」というテーマで講義。伊藤氏は、経営者としての考え方、経営理念の大切さなどについて解説した上で「コロナ禍で変わらざるを得ない社会の変容の中、IoTやAIなどの技術の進展が急速に進んだ。昨年からの変化は急速だったが、ここからいくつかのスタイルは常態化し、いくつかのスタイルは元に戻るので、そこの見極めが大切。変化をチャンスと捉え、前向きにチャレンジしてほしい」と語った。

受講者は次回以降、創業環境の現状分析▽支援制度▽労務▽会計―などを学び、ビジネスプランコンテスト受賞者の体験談を聞く機会もある。同塾は産業競争力強化法に基づき国が認定した同市の「特定創業支援事業」で、修了者は同市で証明書の発行を受けることで「法人登記費用の減免」などを受けることができるほか、同商議所のサポートも受けられる。