リニア・ダム・国体中止 岡野氏が知事選政策集 三重

【記者会見で、知事選の政策集を発表する岡野氏=三重県庁で】

鈴木英敬三重県知事の辞職に伴う知事選(26日告示、9月12日投開票)に立候補を予定する元県議の岡野恵美氏(69)=共産党推薦=は20日、知事選に向けた政策集を発表し、感染症対策の強化などを訴えた。

政策集は「自公政権追随より、県民が主人公の県政に」と題し、新型コロナウイルス対策として、社会的検査の徹底やワクチンを早急に接種する体制の確立、事業者や生活困難者への支援強化などを掲げた。

リニア中央新幹線や川上ダムの建設を中止して地域交通を充実させるほか、三重とこわか国体・とこわか大会(全国障害者スポーツ大会)は「より感染を広げる」として中止を主張。知事の退職金を廃止する。

岡野氏は会見で「感染拡大のしわ寄せが弱い立場の人に向かっている。大型開発中心の県政は成功せず、多くの問題を抱えている。予算の使い道を抜本的に変え、県民の命と暮らしに寄り添う」と述べた。

知事選は岡野氏のほか、元国交省キャリアの一見勝之氏(58)が自民、公明、立憲民主、国民民主各党の推薦を得て立候補する方針。津市の会社社長、石川剛氏(47)も20日の記者会見で出馬を表明した。