新型コロナ 県内388人感染 「まん延防止」開始 三重

三重県は20日、未就学児から80代までの男女388人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日当たりの感染者としては4日連続で過去最多を更新。県内の感染者は延べ8368人となった。

市町別の感染者は四日市で91人、桑名で50人、津で43人、松阪で26人、伊勢で21人、いなべ、伊賀、亀山で各15人、菰野で10人、川越で7人、名張、尾鷲で各5人、大台で4人、鳥羽、朝日、東員、紀北、県外で各3人、多気、志摩、南伊勢で各2人、明和、大紀で各1人。245人の感染経路が分かっていない。

県庁と県松阪建設事務所で職員各1人の感染が判明したが、感染可能期間の出勤はないため職場で接触者はいない。一方、職員1人の感染が判明した松阪地区広域消防組合消防本部では同僚10人を検査する。

20日現在の病床使用率は前日比0・7ポイント減の52・1%。重症者用病床の使用率は2ポイント高い22・0%。自宅療養者を含む入院調整中の感染者は、前日より230人多い1619人となっている。

県によると、20日までの1週間で判明した感染者は1590人で、前週の2・4倍に上っている。友人間が感染経路とみられる事例は17%と前週より10ポイント高く、うち83%が30代以下の世代という。

県内では20日から「まん延防止等重点措置」が適用された。県は9市8町で飲食店に時間帯を問わず酒類の提供停止を要請するほか、大規模集客施設にも営業時間を午後8時までとするよう求める。

鈴木英敬知事は20日の緊急記者会見で「このまま感染者の増加が続けば、医療提供体制が本当に厳しくなる」と強調。政府に緊急事態宣言の発出を要請する選択肢も含めて対応を検討していることも明らかにした。