景況感、2期連続改善 県内小規模企業上期 感染拡大で先行き懸念も 三重

三重県商工会議所連合会は18日、県内の小規模企業を対象に実施した上期(今年1―6月)の景況調査結果を発表した。景況感を示すDIはマイナス48・5となり、昨年下期以降の2期連続で改善した。

連合会によると、調査は県内の商議所に入会している9362社を対象として、7月上旬に実施。景況感や売上げの状況、経営の課題などを尋ね、29・5%に当たる2760社が回答した。

調査結果によると、景況感が「好転した」と回答した企業から「悪化した」と答えた企業を差し引いた割合を示すDIは、前期(昨年7―12月)から11・1ポイントの改善。全ての業種で前期より改善した。

一方、DIはマイナス10―20台だったコロナ禍以前の水準までには回復していない。業種別のDIでも製造業が21・1ポイント改善する一方で飲食業が1・6ポイント増にとどまるなど、業種によって改善の差が大きい。

連合会の吉仲繁樹専務理事は記者会見で「県内企業の景況感は回復傾向にあるが、現状は感染状況が再び悪化し、景気の先行きが懸念される」と指摘。「事業の継続に向けた支援に努める」と述べた。