山田選手に県民栄誉賞 フェンシング男子エペ団体「金」 感謝の思いを三重国体で

【東京オリンピックの金メダルを携えて鈴木英敬知事を表敬訪問した山田優選手=三重県庁で】

三重県は18日、7月に開かれた東京オリンピックフェンシング競技男子エペ団体で優勝した鳥羽市出身の山田優選手(27)=自衛隊=に県民栄誉賞を贈った。日本フェンシング勢初の金メダリストの1人となった山田選手は「ここまで来られたのはたくさんの人のサポートがあったから。この思いを三重国体で爆発させたい」と話し、県代表として出場の9月開幕の三重とこわか国体での優勝も誓った。

県庁で授与式があり、山田選手の家族や県フェンシング協会、所属先の自衛隊体育学校の関係者らも同席した。緊張の余り、団体戦当日はテレビの生中継を見られなかったという山田選手の母・歩南さんは「次の日見逃し配信で余裕を持って見た」と笑顔で話した。

県民栄誉賞は県民に明るい話題を提供した個人などが対象。鈴木英敬知事は「おめでとうの何倍もありがとうと申し上げたい」と話し、賞状、トロフィーのほか副賞の県産ブランド牛と魚介類の詰め合わせの目録を手渡した。

同賞は昭和54年の創設以降、山田選手のほか、今月開催の東京五輪レスリング競技女子53キロ級金メダルの向田真優選手(ジェイテクト)ら5人に贈られている。