新型コロナ 県内276人感染 療術施設でクラスター 三重

三重県は18日、未就学児から70代までの男女276人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日当たりの感染者としては2日連続で過去最多を更新。県内の感染者は延べ7669人となった。

県によると、市町別の感染者は鈴鹿で65人、四日市で36人、桑名で31人、津で30人、松阪で15人、伊賀で14人、菰野、亀山で各12人、いなべで10人、伊勢で9人、川越、名張で各8人、朝日、明和で各5人、鳥羽、志摩で各4人、東員で3人、玉城、南伊勢で各2人、紀北で1人。

従業員や客ら11人の感染が判明していた県内の療術施設では新たに5人の感染が判明し、県は99例目のクラスター(感染者集団)と認定。施設内で感染が広がった可能性もあるとみて、客への検査も進める方針。検査対象は最大で200人に上る可能性がある。

18日現在の病床使用率は53・4%、重症者用病床の使用率は26・0%で、いずれも前日と同じ。「入院調整中」の感染者は前日比199人増の1151人となり、初めて1000人を超えた。

また、県は6日から18日にかけて公表した感染者のうち、438人に実施した変異株の検査で89・5%に当たる392人がデルタ株を含む「L452R」に感染していることが判明したと発表した。

鈴木英敬知事は18日のぶら下がり会見で、感染者の行動歴に「友人とのバーベキューや食事といった場面が散見される」と指摘。「大変な伸びで危機感を持っている」とし、対策への協力を呼び掛けた。

入院調整は「広域的に実施しているため問題ない」と強調し、血中酸素飽和度を測るパルスオキシメーターの配布や相談対応などで自宅療養を支援していると説明。新たな支援策を検討していることも明かした。