鳥羽大庄屋かどや 江戸期の茶道具初展示 城主稲垣家の竹筒など 三重

【金胎寺で見つかった竹筒を紹介する江﨑さん=鳥羽市鳥羽の鳥羽大庄屋かどやで 】

【鳥羽】三重県鳥羽市鳥羽の観光交流施設「鳥羽大庄屋かどや」で、企画展「江戸期の茶道具展」が開かれている。22日まで。

同施設や近隣の商店などが所蔵する、旧武家屋敷で使われていた茶道具や江戸―明治期の茶器など約50点を初展示した。

目玉は、6月に近くの金胎寺の庫裏から見つかった竹筒。同市安楽島町の郷土史家江﨑満さん(72)によると、江戸中期から幕末まで鳥羽城主を務めた稲垣家のもので、茶席で飾る花をいける花器として使われていたとみられる。同寺が鳥羽城歴代城主の祈願寺だったことから、寺に残されていたと推測される。

江﨑さんは「稲垣家は、これまで表に出ることが少なかったお殿様。展示を通し、多くの市民に郷土の歴史を知ってもらえたら」と話していた。

また施設内では、明和町の服飾店オーナー岡チヨコさんが手掛けた「ゆかたドレス展」も同時開催。浴衣地を使って手作りした涼しげなワンピースやブラウスなど約10点が並ぶ。