チーズケーキの切れ端活用 鳥羽国際ホテルが新商品 三重

【チーズケーキのスポンジを活用して作ったパウンドケーキを紹介する岡松さん=鳥羽市の鳥羽国際ホテルで】

【鳥羽】三重県鳥羽市の鳥羽国際ホテルがSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みの一環として、50年以上変わらぬ製法で作る伝統のチーズケーキの使われないスポンジ部分を活用したパウンドケーキを開発した。ホテルショップで販売され、人気を集めている。税込みで1本1620円。

同ホテルを運営する伊勢志摩リゾートマネジメントは、SDGsの12番「つくる責任 つかう責任」など3項目を中心とした取り組みを実施。社員を対象に2年前からアイデアコンテストを開き、食品ロス削減や環境保全など目標達成に向けた活動を進めている。

以前にも形や焼き色を理由に販売されないチーズケーキを使い、デニッシュパン「シュクレフロマージュ」を開発したが、今回は昨年のコンテストで発表されたベーカリーの岡松宏明さん(66)のアイデアを基に、スタッフらが試行錯誤を重ねて商品化につなげた。

チーズケーキのタルト台とチーズの間にあるスポンジの切れ端など、商品として提供できない部分を再利用。生地の中にアクセントとなるクランベリーやオレンジピールを入れ、香りづけにリキュールを加えてしっとりと焼き上げた。

岡松さんは「チーズケーキのスポンジを活用して作ったパウンドケーキ。甘酸っぱいクランベリーのアクセントを楽しんで食べてもらえれば」と話した。

問い合わせは同ホテル=電話0599(26)4121=へ。