新型コロナ 三重で148人感染、4日連続最多 2人死亡、工場クラスターも

三重県は14日、未就学児から70代までの男女148人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日当たりの感染者は4日連続で過去最多を更新。県内の感染者は延べ6926人となった。

県は新型コロナウイルスに感染して県内の医療機関に入院していた70代男性と50代男性が13日に死亡したと発表。県内で感染者の死亡が確認されるのは19日ぶり。県内感染者の死者は116人となった。

県によると、新たに判明した感染者は、四日市で28人、津で24人、鈴鹿で22人、桑名で16人、菰野、松阪、名張で各9人、亀山で7人、伊賀、伊勢で各5人、いなべ、明和で各4人、東員、県外で各2人、川越、志摩で各1人。69人の感染経路が分かっていない。

従業員5人の感染が判明していた県内の工場では新たに従業員1人の感染を確認し、県は98例目のクラスター(感染者集団)と認定。業務中や休憩中に感染が広がったとみて従業員への検査を進めている。

鳥羽署では20代男性巡査の感染が判明し、県は同僚1人への検査を進めている。津市の陸上自衛隊久居駐屯地では13日に続いて自衛官1人の感染が判明したが、県は別々の感染経路とみている。

14日現在の病床使用率は前日より5・5ポイント高い55・5%で、ステージ4(爆発的感染拡大)が続いている。重症者用病床の使用率も2ポイント高い24・0%。入院調整中の感染者は93人増の670人となった。

鈴木英敬知事は記者会見で、感染状況について「かつてなく感染が拡大し、極めて深刻」と表現。「通常医療にも影響を及ぼしかねず、救える命が救えなくなる可能性への懸念がある」と述べた。