伊勢神宮灯籠奉賛会など書類送検 伊勢労基署、4人に賃金未払い 三重

【伊勢】伊勢労働基準監督署は13日、労働者4人に対し1カ月分の定期賃金を支払わなかった最低賃金法違反の疑いで、一般財団法人伊勢神宮灯籠奉賛会(伊勢市本町)と、担当理事の男(64)を書類送検した。

送検容疑は同法人で勤務していた40―50代の男女4人に対し、令和3年4月分の定期賃金(合計約170万円)を所定の期日までに支払わなかった疑い。

同労基署は認否について明らかにしていない。

同労基署によると、今年4月に法人関係者から賃金の未払いに関する相談があり、調べを進めていた。6月末までに全ての労働者が法人を離れ、事実上の倒産状態となっていたという。

同法人は令和元年6月に設立。路線バスと石灯籠の接触に伴い平成30年4月に発生した死亡事故を受けて伊勢神宮周辺の道路から撤去された石灯籠を引き継ぐ形で、木製の灯籠を設置するための活動を展開していた。