三重県内過去最多137人感染、新型コロナ3日連続で更新

三重県は13日、未就学児から70代までの男女計137人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日当たりの感染者は3日連続で過去最多を更新。入院の必要があるにもかかわらず、受け入れ先が決まっていない「入院調整中」の感染者も6日連続で過去最多を更新し、577人に上る。

新規感染者は鈴鹿で27人、四日市で23人、桑名で17人、津市で15人、菰野で11人、亀山で10人、松阪で9人、伊賀と伊勢で各5人、県外で4人、東員で3人、川越、名張で各2人、いなべ、明和、多気、志摩で各1人。

このうち65人は感染者の接触者や濃厚接触者に特定されるなどして検査を受けて陽性と判明。残る72人については感染経路が分かっていない。県内の感染者は延べ6778人となった。

伊勢市役所で勤務していた20代男性職員と四日市市役所で勤務していた40代女性職員の感染が判明。両市ともに「感染が判明した職員と来庁者との接触はなかった」とし、通常通り業務を実施している。

津市の陸上自衛隊久居駐屯地で勤務する40代男性自衛官の感染も判明し、同僚ら5人が検査を受ける見通し。津市内の女子小学生が通っていた県内の施設では、児童と職員の計25人が検査を受ける。

また、クラスター(感染者集団)が発生していた県内の設備点検業務では、新たに作業員ら3人の感染が判明。この作業で判明した感染者は11人となった。他に検査を受けた23人は陰性だった。

13日現在の病床使用率は前日と同じ50・0%で、国の指標で最も深刻なステージ4(爆発的感染拡大)に相当する50%以上が続いている。重症者用病床の使用率も前日と同じ22・0%となっている。

県内では入院調整中の感染者が「第5波」に入って急増。これまでは5月19日の336人が最多だったが、今月11日には400人台、12日には500人台に達した。多くが自宅待機を余儀なくされている。

県の担当者は入院調整中の感染者について「本来はすぐにでも入院してもらいたい」としつつ「さらなる感染拡大時に備えて一定の病床を空けておく必要がある。新たな病床の確保を急ぎたい」と話す。