三重県知事選 一見氏が正式出馬表明 「強じんな美し国三重」目指す

【記者会見で、知事選への立候補を表明する一見氏=津市羽所町で】

元国交省キャリアの一見勝之氏(58)は12日、津市羽所町のホテルグリーンパーク津で記者会見し、鈴木英敬知事の辞職に伴う三重県知事選(26日告示、来月12日投開票)に無所属で立候補すると表明した。

一見氏は「新型コロナで苦しんでいる人がたくさんいる。県の経済力を上げ、人口減少も食い止めなければならない。行政官の経験が役立つのなら、ふるさとのために働きたい」と決意を語った。

政策集も発表。目指すべき三重の姿を「強じんな美し国三重」とし、南海トラフ地震に備えた県土強靱(きょうじん)化や感染拡大の影響を受けた事業者への支援、少人数教育の推進、環境産業の育成などを掲げた。

自民、立憲民主両党の推薦決定は「非常にありがたく、光栄なこと」とし、国民民主党県連にも推薦を依頼していると明かした。鈴木県政については「良いことは続け、変えるべきことは変えたい」と語った。

会見には後援会長の近藤康雄元津市長が同席。一見氏を「能力、資質、意欲を備えた人物」と評価した。

一見氏は亀山市出身。東大法学部卒業後の昭和61年に運輸省(現国交省)に入省後、海上保安庁次長や国交省自動車局長などを歴任し、先月1日付で退職した。

知事選は一見氏のほか、政治団体「県民本位のやさしい三重県政をつくる会」が擁立した元県議の岡野恵美氏(69)が共産党推薦での立候補を表明している。