20日に松阪で「平和展」 退職教員らが初開催、130点展示 三重

【焼夷弾とポスターを示す後藤(左)、前嶌両共同代表=松阪市役所で】

【松阪】「松阪 平和の会」(前嶌徳男・後藤健一共同代表)は20日、三重県松阪市外五曲町の同市文化財センター第一ギャラリーで「2021平和展」を開催する。入場無料。会期は22日まで。

同会は2年前に発足し、退職教員11人でつくる。平和展は「戦争中の現実」をテーマに初めて開く。

明和町役場近くに残る陸軍防空壕(ごう)や、昭和20年に多気町車川の山中に激突した重爆撃機「飛龍」の搭乗者慰霊碑の写真パネル、同年の松阪中島飛行機工場への空襲を報道する伊勢新聞など約130点を出品する。伊勢市空襲を記録する会の焼夷(しょうい)弾の他、中国戦線や広島・長崎の原爆被害、沖縄戦のパネルを並べる。

昭和60年に宮川高校文化祭の平和色紙展に寄せられた87枚のうち、漫画家の中沢啓治氏や石ノ森章太郎氏ら著名人の直筆色紙10枚も展示。後藤共同代表は「一見の価値がある」と語る。

前嶌共同代表は「平和な時代がいつまでも続くよう、一人一人ができることを考える機会になれば」と来場を呼び掛けている。