伊勢 介護実技を10分の動画に 明野高生、東海大会で発表へ 三重

【東海地区発表会に向け高齢者と介助者役になって介護の動画を撮影する生徒ら=伊勢市小俣町の明野高校で】

【伊勢】福祉を学ぶ高校生が介護への理解や実技を動画で発表する「東海地区高校生介護福祉研究発表会」に、三重県伊勢市の県立明野高校生が県代表として出場する。19日にオンラインで開かれる発表会の動画審査に向け、介護福祉コース3年生の3人が、事前提出する動画の作成に励んでいる。

3人は、校内で選出された戸上夕奈さん(17)、中瀬未来さん(18)、濵口優希さん(17)。7月にあった県のオンライン発表会で、7校中トップの最優秀賞を受賞し、愛知、岐阜、三重、静岡各県の代表校が出場する東海大会での発表に臨む。

動画作成の課題は、認知症で攻撃的言動などがある90歳の男性の介護。男性の境遇や健康状態、性格や好みなどから、どのような介護を行うかチームで検討し、解説を交えながら介助を実践し10分以内で連続撮影する。戸上さんらは「家庭的で自然な介護」をテーマに掲げ、男性と介助者、解説者役となり、動画にまとめるという。

戸上さんは「打ち合わせを繰り返し、どうしたらその人らしくいられるかを意識し、支援を考えた。10分の動画にまとめるのは難しく、何度も撮り直ししている。目標は最優秀賞です」と意欲を語った。

発表会当日は、各校が動画を披露し、高校福祉科教員らが審査。最優秀の1校が全国大会に進む。