新型コロナ 県内55人感染 病床使用率50%超え 営業時短要請の検討開始 三重

三重県は10日、未就学児から60代までの男女55人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。病床使用率は91日ぶりに50%を超え、県は飲食店に対する営業時短要請の検討を始めた。

県によると、市町別の感染者は四日市で23人、津で13人、名張で3人、亀山、明和で4人ずつ、川越、松阪、多気2人ずつ、桑名、御浜で1人ずつ。感染者は延べ6399人となった。

県は10日、これまでに従業員ら7人の感染が判明していた県内の店舗を95例目のクラスター(感染者集団)と認定。業務中に感染が広がったとみて、この店舗で勤務していた42人を検査する。

職員2人の感染が判明していた四日市市内の通所型福祉施設でも新たに職員や利用者ら9人の感染が判明し、県は96例目のクラスターと認定。11人以外に検査を受けた利用者ら16人は陰性だった。

10日現在の病床使用率は前日比1・3ポイント増の50・2%となり、国の指標でステージ4(爆発的感染拡大)に相当する50%以上となった。県が設ける4つの指標も全てが「警戒レベル」に達している。

鈴木英敬知事は10日のぶら下がり会見で「大変厳しい感染状況。角度を増して悪化している」と述べ、営業時短要請に加えて「まん延防止等重点措置」の要請も視野に、政府との協議を始めたことを明らかにした。