山田、向田が「金」原沢「銀」 東京五輪、三重ゆかりの19人の成績

【東京五輪に出場した三重県勢】

8日に閉幕した東京五輪で県勢は過去最多の19人が出場した。鳥羽市出身の山田優(自衛隊)はフェンシング男子団体エペで同競技で史上初の金メダルに輝いた。レスリング女子53キロ級では四日市市出身の向田真優(ジェイテクト)が金メダルを獲得。柔道混合団体では原沢久喜(百五銀行)が銀メダルを獲得した。

男子バレーボールにはいなべ市出身の西田有志(ジェイテクトSTINGS)が出場し、エースとしてチームを29年ぶりの準々決勝に導いた。サッカー男子には鈴鹿市出身の旗手怜央(川崎フロンターレ)が出場し、53年ぶりの銅メダル獲得を目指したがメキシコに敗れ、4位となった。

ハンドボール女子には鈴鹿市拠点の三重バイオレットアイリスから原希美と石立真悠子が出場し、モンテネグロ戦で45年ぶりの勝利を挙げたがチームは1次リーグで敗退した。水球女子にはいなべ市出身の岩野夏帆(秀明大)が4試合すべてに出場したがチームは全敗し1次リーグ最下位で敗退した。ラグビー男子7人制の本村直樹(三重ホンダヒート)は11位で終えた。

水泳・競泳男子400メートルルリレーには四日市市出身の難波暉(新東工業)が第3泳者で出場し予選1組7位の全体13位で予選敗退となった。水泳・飛び込みの村上和基(県スポーツ協会)はシンクロ男子高飛び込みで伊藤洸輝(日大)と息の合った演技を見せるが出場ペア最下位の8位に終わった。

レスリングには松阪市出身でリオ五輪金メダルの土性沙羅(東新住建)が女子68キロ級で5位、桑名市出身の高橋侑希(山梨学院大職)はフリースタイル男子57キロ級で2回戦敗退となった。柔道男子100キロ超級の原沢久喜(百五銀行)は3位決定戦でリオ五輪決勝で敗れたテディ・リネール(フランス)と対戦するも敗れて5位となった。

山田はフェンシング男子エペ個人戦にも出場したが、準々決勝で敗れて6位だった。テニス男子のシングルスとダブルスに出場した津市出身の西岡良仁(ミキハウス)はいずれも初戦敗退となった。セーリング男子レーザー級には南里研二(百五銀行)が出場し10レースを戦い総合順位は30位だった。自転車女子ロードレースには四日市市在住の金子広美(イナーメ信濃山形)が出場し4時間1分8秒の43位で終えた。

陸上男子走り高跳びには鈴鹿市出身で五輪2大会連続出場の衛藤昂(味の素AGF)が2メートル25を3回失敗し、予選で敗退した。陸上男子1600メートルリレーに第2走者で出場した松阪市出身の川端魁人(三重教員AC)は3分0秒76の日本タイ記録を出すも2組5着で決勝に進めなかった。最終日に札幌市であった男子マラソンに四日市市出身の中村匠吾(富士通)が故障を乗り越えて出場し62位でゴールした。