三重県の暁高勢の活躍に期待 きょうから全国高校総体の体操競技

【今年度女子全日本体操種目別選手権で段違い平行棒銀メダルの高木藍選手(右)と平均台4位入賞の岡村真選手】

新潟県上越市で9日から全国高校総体(インターハイ)の体操競技が始まる。男女でエントリーする三重県の暁は、相好体操クラブで小学時代から競技に親しむ選手が多く、特に女子は6月の全日本体操種目別選手権で入賞を果たした高校生もエントリーし、過去最高の成績が期待されている。

6月の全日本種目別では段違い平行棒で3年生の高木藍が準優勝、平均台で1年生の岡村真が4位タイに食い込む活躍を見せた。ともに小・中学時代から得意とする種目で、東京五輪代表を含む格上を相手に精いっぱいの演技を見せた。

体の線の美しさを生かした演技が持ち味の高木は技の熟練性で勝負した。出来映えを評価する10点満点のEスコアで8・200点をマークして東京五輪代表の畠田瞳(セントラルスポーツ)に続く2位。「技の難度は少し落としたが最後の着地までしっかり止める意識で演技できた。この点数は初めてで自信になる」と声を弾ませる。

岡村は今年10月の世界選手権代表入りを目指して取り組んで来た構成で臨んだ。360度のひねりと180度の開脚を組み合わせた得意技「イリュージョンターン」など駆使して村上茉愛(日体クラブ)、杉原愛子(武庫川女子大)らに続く4位。それでも「緊張して自分の演技ができなかった。(3位以内に入って)メダルを獲りたかった」と悔しそうだった。

高木は昨年10月の全日本高校体操競技選抜鯖江大会種目別5位と県内高校女子として初の全国入賞を果たすなど県内の高校生を引っ張ってきた。一方今春暁高校に入学した岡村は高1ながらジュニアナショナル強化選手入りの経験もある実力者だ。

インターハイは個人戦のほか団体戦もある。県内高校の団体戦の成績は3位が最高で、それを上回る成績が期待される。高木が「高校最後の年なので良い形で終わりたい」と話せば、岡村は「団体戦はあまりやったことがないので楽しみ。優勝を目指してやりたい」と意気込んでいる。