渋沢栄一ら勇士と昔の芸濃町紹介 津、駒田氏旧宅で発見の写真など展示 三重

【大正―昭和初期の芸濃町の写真を紹介する稲垣さん=津市芸濃町の錫杖湖水荘で】

【津】三重県津市芸濃町の錫杖湖水荘はこのほど、同施設ロビーで写真展「渋沢栄一と激動期の勇士/古(いにしえ)の芸濃町」を開いた。同町出身の実業家、駒田作五郎氏(1849―1895)の旧宅から見つかった明治期の鶏卵紙写真と、同町で撮影された大正―昭和初期の白黒写真計64点を紹介している。9月6日まで。火曜は休み。

いずれもA3サイズに引き延ばして展示。鶏卵紙写真は見つかった約200枚の中から渋沢栄一、西郷隆盛、福沢諭吉ら幕末から明治に活躍した人物を選んだ。

白黒写真は同町が保管するデータから抜粋。かつて町内を走っていた軽便鉄道の椋本駅、「ゑびすや」の看板がかかる旅館、建設中の忍田橋などがある。

企画した芸濃総合支所地域振興課の稲垣巧さん(66)は「(鶏卵紙写真は)製茶業界で活躍していた駒田氏が名刺代わりに交換したのかブロマイドとして収集したのかは分からない」としながらも「町出身の駒田さんや昔の芸濃町を知り地元を見つめ直すきっかけになれば」と話している。