男子マラソン中村は62位 東京五輪・過酷な気候、乗り切り完走 三重県勢

【中村匠吾】

東京五輪の閉幕を迎えた8日、三重県勢では札幌市で開かれた男子マラソンに四日市市出身の中村匠吾(28)=富士通=が出場し、2時間22分23秒で、62位だった。中村はレ―ス後の取材に「つらい走りになってしまった。これまで支えてくださった方に本当に感謝している」と涙で言葉を詰まらせながら語った。

北海道に新型コロナウイルスの感染拡大に伴う「まん延防止等重点措置」が適用される中での開催。沿道での観戦自粛が求められていたが、コース周辺には大勢の観客が集まり、選手らに拍手などを送っていた。

暑さ対策のため札幌市に会場が移されたマラソン。開始した午前7時の気温は26・0度、湿度は80%だった。曇りで風が吹いていたため、前日の女子マラソンと比べて涼しさが感じられたものの、過酷な気候条件で、男子マラソンに出場した106人のうち約3割の30人が棄権した。

57年ぶりに東京で開れた祭典はコロナ禍で17日間の日程を終え、幕を閉じた。次回大会はフランスの首都パリで開かれる。五輪に続き、東京パラリンピックが24日から9月5日まで開かれる。