浦村かきで「牡蠣せんべい」 鳥羽の丸善水産、10日発売 三重

【浦村のかきを使った牡蠣せんべいを紹介する中村社長=鳥羽市役所で】

【鳥羽】三重県鳥羽市浦村町のかき養殖業「丸善水産」は10日から、自社で養殖したかきを原材料に使った「牡蠣(かき)せんべい」と「牡蠣せんべい(やまとたちばな味)」を発売する。

コロナ禍に伴う観光地での外出自粛などの影響で、かきの出荷価格が低迷する中、従来とは違う形での消費拡大につなげるための商品開発の過程で考案。愛知県蒲郡市の菓子製造業「石黒産業」に原材料を提供し、製造を委託した。

ペースト状にしたかきを混ぜ込み、かき本来の風味や香りが楽しめる通常の「牡蠣せんべい」と、鳥羽の木「やまとたちばな」の果汁パウダーを混ぜた柑橘(かんきつ)類特有の爽やかな風味が特徴という「やまとたちばな味」の2種類を発売する。

中村修一社長(60)は「お酒に合うだけでなく女性や子どもにも親しみやすい味。小腹が空いたときに食べてもらえたら」と話す。

同社で販売するほか、伊勢志摩地域の土産物店や小売店などでも販売できるよう交渉中という。問い合わせは同社=電話0599(32)5808=へ。