共産、岡野氏を推薦 三重県知事選、野党共闘望むも

【記者会見で、岡野氏への推薦を発表する大嶽委員長=津市桜橋1丁目で】

共産党三重県委員会は7日の総会で、鈴木英敬知事の辞職に伴う知事選に無所属での立候補を予定している元県議の岡野恵美氏(69)を推薦すると決めた。大嶽隆司委員長が総会後の記者会見で明らかにした。

大嶽委員長は党中央委員会に推薦の決定を報告し、同日付で承認を受けたと説明。岡野氏について「元県議として県政を語れる最適な候補者だと考え、総会の全会一致で推薦を決めた」と述べた。

「知事選での野党共闘はしたかったが、他党の回答はなかった」と説明。元国交省キャリア一見勝之氏(58)を自民、立憲民主両党が相乗りで支援することには「いま戦わなくて衆院選で戦えるのか」と指摘した。

また、任期半ばで辞職する鈴木知事を「新型コロナの対応が求められる中で新しい知事がすぐ職務に当たれるのか。あまりにも無責任だ」と批判。鈴木県政を「自公政権の忖度(そんたく)県政だった」と表現した。

次期衆院選で「菅政権を倒し、野党連合政権を樹立する」と強調。三重1―3区は「野党統一候補を支える」としつつ、4区については「比例復活に向けた話には乗らない。独自候補は取り下げない」と述べた。