知事の衆院選表明 多気町長「出馬決断うれしい」 1対1対談 三重

【オンラインで対談する久保町長(右)と鈴木知事=多気町役場で】

【多気郡】三重県の鈴木英敬知事と久保行央多気町長は6日、オンラインで「1対1対談」に臨んだ。同町など6町が進める三重広域連携スーパーシティ構想など5項目について意見交換し、鈴木知事の衆院選出馬表明にも触れた。

同対談は市町長と公開の場で地域課題を議論する。新型コロナウイルス対策のため初めてオンラインで実施した。

久保町長は多気町役場で参加。次期衆院選で三重4区からの立候補を表明した鈴木知事に対し、「出馬要請した者としてうれしい限り。よくご決断いただいた」と述べ、今後の政策を尋ねた。

鈴木知事は「出馬要請で熱い気持ち伝えていただいた。大きく背中を押していただく一助になった」と感謝。「令和の日本列島改造論」を掲げ、「医療、子育て教育、防災減災、産業振興を地方で充実する。デジタルをやっていく。ゼロカーボンは地方の方がやりやすく、素材がいっぱいあると思う」と語った。

同町にオープンした大型商業リゾート施設「VISON」を中心に6町と民間企業が連携して取り組むスーパーシティ構想を巡り、久保町長は「AI(人工知能)やビッグデータの最先端技術を活用して医療、モビリティ、観光振興、エネルギーの課題解決に取り組む」として支援を求めた。

鈴木知事は「全国から提案が30個ある中で、基礎自治体だけで連携しているのは多気町だけ。新しい取り組みだ。県もオブザーバー。一緒に努力していきたい」と話した。