紅茶の香り楽しんで 志摩の「ぱん屋ふじ田」 鵜方紅茶使ったあんパン 三重

【「ぱん屋ふじ田」が開発した鵜方紅茶あんぱん=志摩市阿児町立神の同店で】

【志摩】三重県志摩市阿児町立神の「ぱん屋ふじ田」はこのほど、同町鵜方で生産された「鵜方紅茶」を使ったあんぱんを開発し、販売を始めた。もっちりとした生地や中身の白あんに鵜方紅茶が練り込まれ、紅茶の風味や香りが楽しめると人気を集めている。

藤田幸男店長(64)は市内のホテルのベーカリーで47年間パン作りに取り組み、「地元の人にホテルの味を気軽に食べてもらいたい」と4年前に同店をオープン。伊勢茶やイチゴなど地元の食材を取り入れ、材料の品質にもこだわってハード系のパンや菓子パン、デニッシュ、食パンなど約35種類を販売する。

今回は、明治から昭和にかけて鵜方地区で盛んに生産されていた鵜方紅茶の産地復活に取り組むJA伊勢(当時のJA鳥羽志摩)の活動を知り、同店も鵜方紅茶を使った新商品開発に乗り出した。

何度も試作を重ね、紅茶の味や香りを出すために茶葉を粉末にして白あんとパン生地に練り込み、茶葉やバターの量などを試行錯誤して完成。購入者からも「おいしい」と好評で、リピーターも多いという。

藤田さんは「一口目から感じる紅茶の香りや生地のもっちり感を味わってもらいたい」と話した。

価格は1個税込み200円。営業時間は午前10時からでパンが無くなり次第営業終了。定休日は日、月曜日と第1、3土曜日。問い合わせは同店=電話0599(77)7755=へ。