若冲の絵を西陣織で 亀山で巡回展 「群鶏図」など 三重

【「動植綵絵・全国巡回展」への来場を呼び掛ける吉村さん=亀山市東御幸町の市文化会館内中央コミュニティセンターで】

【亀山】京都企画会議・西陣美術織工房(京都市上京区)は6日、三重県亀山市東御幸町の市文化会館内中央コミュニティセンターで、江戸中期に活躍した奇想の画家、伊藤若冲(じゃくちゅう)作の西陣美術織「動植綵絵(さいえ)・全国巡回展」を開いた。8日まで。入場無料。午前10時―午後5時(最終日は午後4時)。

会場には、若冲の絵画を西陣織りにした「群鶏図」などの作品50点のほか、仏像などを織った20点の計70点を展示している。ニワトリを描いた代表作「群鶏図」は、縦70センチ、横35センチの掛け軸に13―15色の絹糸で、縦糸2700本、横糸1万5千本を使用し織り上げている。

同工房の吉村昌人さん(50)は「京都の伝統工芸『西陣織』で表現した繊細な作品を見て楽しんでもらえれば」と話していた。

全国巡回展は平成29年京都市を皮切りに、これまで全国約150市町で開催。この後、関東地方を巡回するという。