一見氏、知事選出馬の意向 来週中にも正式に会見 三重

【記者団の取材に応じる一見氏=亀山市東御幸町で】

国交省元キャリアの一見勝之氏(58)は6日、三重県亀山市東御幸町の市文化会館で記者団の取材に応じ、鈴木英敬知事の辞職に伴う知事選に立候補する意向を表明した。来週中にも正式に「出馬会見」を開く方針。

一見氏は「自分を育ててもらったふるさとに感謝の気持ちがあり、ふるさとのために働けるのであればと考え、気持ちを固めた。経験と知識を役立てることができればと思っている」と述べた。

6月末に自民、立憲民主両党の県議から知事選への出馬を打診されたことを明かした上で「『県民党』としていただけるのであればありがたいが、どんな形でも三重のために頑張る気持ち」と語った。

就任後は「コロナ対策を一番に取り組む」と強調した。海保で災害対応に当たった経験を紹介して「危機管理については、いささか自負がある」とアピール。観光振興や少子化対策にも意欲を示した。

一見氏は亀山市出身。東大法学部卒業後の昭和61年に運輸省(現国交省)に入省後、海上保安庁次長や国交省自動車局長、内閣府総合海洋政策推進事務局長などを歴任し、先月1日付で退職した。

知事選には一見氏のほかに、政治団体「県民本位のやさしい三重県政をつくる会」が擁立した元県議の岡野恵美氏(69)が共産党推薦で立候補する方針。