鳥羽市議会 中世古市議に辞職勧告求める 政倫審が付帯意見提出 三重

【鳥羽】三重県の鳥羽市議会議員政治倫理審査会(坂倉紀男会長)は5日開き、中世古泉議員(64)=3期、相差町=の政治倫理条例違反に関する審査結果報告書を木下順一議長宛てに提出した。報告書では中世古議員に市税の未納や会議への遅刻欠席などの行為があったと結論付け、辞職勧告を求める付帯意見を添えた。

審査会は6月29日から5回にわたり開催。報告書によると、令和2年度の固定資産税未納の理由について本人に回答を求めたところ、「入退院で多くの費用を要したため滞納した」と説明があったが、その裏付けの資料やその他明確な理由は確認できなかった。

また本会議などの無断欠席や遅刻、一般質問中のスマートフォン通話などについては、納得できる回答はなく、本人が主張する病気との因果関係を示す主治医の意見書も提出されなかったため、「これ以上の聞き取りをしても進展が望めない」として審査終了を決定。

全会一致で政治倫理条例に違反すると判断し、中世古議員への辞職勧告や違反者への措置を定める条例の見直しなどを求める付帯意見と共に報告書を議長に提出した。

同市議会は11日に議会運営委員会を開き、中世古議員への対応について議論する方針。