元県議 岡野氏が知事選出馬表明 「コロナ感染拡大防ぐ」 三重

【記者会見で、知事選への立候補を表明する岡野氏=三重県庁で】

岡野恵美元三重県議(69)は5日、県庁で記者会見し、鈴木英敬知事の辞職に伴う知事選に無所属で立候補すると表明した。市民団体「県民本位のやさしい三重県政をつくる会」が擁立し、共産党が推薦する方針。

岡野氏は任期半ばで辞職する意向を表明した鈴木知事を「極めて無責任だ」と批判。「新型コロナウイルス感染症がこんなに広がっている中で大丈夫なのか。県民をどう考えているのかなと思う」と述べた。

知事選では「命を守る観点で県政をしっかりと見なければならない。コロナの感染拡大を防ぐ」と強調。医療や公衆衛生の充実を重視し、コロナ禍で影響を受ける世帯の救済に取り組む考えを示した。

今秋の三重とこわか国体・とこわか大会(全国障害者スポーツ大会)については「県議時代はスポーツの振興を図る意味で成功させるために取り組んだが、このような感染状況でどうなのか」と疑問視した。

同市民団体は先月29日の幹事会で岡野氏を候補者に選定。辻井良和会長は岡野氏を選んだ理由に看護師の経験があることを挙げ「県民の命と健康と暮らしを守る立場として、知事選に出てもらうことが必要」と述べた。

岡野氏は大台町出身で、県立公衆衛生学院卒。山田赤十字病院で看護師として勤務するなどし、旧津市議を経て平成27年の県議選で初当選。2選を目指した31年の県議選で落選した。